
転職活動をして思うこと
こんにちは!今日はいつもと志向の異なるBlogを…
私都内で外資系ITに入社以来ずっと営業として勤めています。
まずは今の会社に入った理由から。。
小学校・中学校・高校と、努力だけは得意で、部活も自分なりにすごく頑張って、大学も誰もが知っている東京の有名大学に入れて、なんかプライドだけ高くなって、
就職活動の時もエントリー応募リスト作っていたのですが、上から有名企業を順番にずらりと書いてました。
どこに入れば、周りからすごいと思われるかとか、親に喜んでもらえるか、とか。
特にやりたいこともなかったし、向こう40年以上働くのに何をしたいかなんて分からないし、考えても見なかった。
就職氷河期も終わっていたけれど、そんな軸のない就活をしていたから、みんなが受けるような有名メーカーなどはたくさん落ちました。
今考えると、当たり前ですね。
それで少しずつ自信がなくなって、もしかしたら自分は”できない人間”なのかも、なんて思ったりしました。
おそらく自分のやりたいことや軸がないこと、自分のことを言語化する能力が足りていないのと、まあ、あとは時頭の良さですかね。
(学歴はそんなに悪くないですが、私はどちらかというと人一倍努力して自分の人生を掴んできたタイプ)
好きなことは沢山あるけど、普通の好きレベルで、抜きん出ているものがなかった。
以下のBlogに少し書いています。
全くの初心者がプログラミングを勉強してみた ~ Part 1-勉強するに至った経緯 ~
そうやって就活していても、拾ってくれる企業はいくつかあり、
現職のIT企業、EC企業、アパレル、金融など4社ほど内定をもらいました。
そのうち、一番カッコ良くて、ハイキャリアに見えるのに加えて、外資で転職しやすそうな今の会社に決めました。
その時の選択は全然間違ってなかったな、と思います。
今の会社のことはとても好きだし、本当に優秀な人が多いし、お給料もたくさんもらえて、自由な働き方ができる、とってもいい会社だと思います。
営業としても人としても、間違いなく自分自身のスキルアップに繋がったし周りに沢山可愛がってもらいました。
そうやってあっという間に時日は流れるのですが、ずっとこのままで良いのかなと思いながら働いています。
やっぱりやっている仕事に対して、興味と情熱が持てない。
興味や情熱が持てないから、言い訳して逃げたり、一生懸命努力していない自分がいる。
今の仕事に対する自分の姿勢が全然好きじゃないんです。
幼い頃から努力をすることで結果を得てきた自分です、努力しなければ残るものって何もない。
どうしても自分の仕事にプライドを持てない。やっぱりITに興味がないんですね。それと自分の仕事がどう世界を変えているかがわからない。
ここ最近、会社の制度が変わるとのことで、色々といいタイミングだと思って転職活動することにしました。
(ちなみにこれまでも何回か転職活動することはあったのですが、今振り返ると、逃げの転職活動だったかな、って思います)
今回、転職活動をするにおいて、、、
以下3つのことを実施しました。
①キャリアシート・職務経歴書をUpdate
②自分の人生について振り返ってみたのと、将来何をしたいか、よく考えてみる
③転職活動における軸を考えてみる
まず①について。
元々、以前転職活動していたときに作っていたものがあったのでそれをもとにしました。
直近の自分の活動を追記すると共に、自分の強みとか自己PRについても考えてみて、リクルーターをしている友達に見てもらいました。
これは、転職活動やっていなくても、自分のキャリアの棚卸しのためにやった方が良いですね。
次、②について。
SHElikesでオア明奈さんの「人生を見つめ直すライフログ講座」を聞いて、ライフログを過去・現在・未来と埋めてみました。
過去のシートを書きながら、すごく自分を褒めてあげたい気持ちになりました。
やっぱり自分を認めてあげられるのは自分だけだし、誰かに認められるように努力しなくてもいいんだよって言ってあげたくなった。
それから、現在・未来と書いていくのですが、未来については「being(状態)」しかやっぱり書けない。それと、自分がどうありたいか、しか書けない。
とても悲しい気持ちになりました。
社会のために、他人のために頑張っている人が沢山いるのに、自分は成し遂げたいことが何もなくて、誰かに貢献したいという気持ちもないのか、と。
自分が得意で好きなことと、社会が求めていることを掛け合わされない。
そもそも自分が得意で好きなことってなんだろう、と迷走する感じ。
最後に③について。
②をする中で正解は出ていないものの、それでも面接をするにあたり軸はないといけないので、現職では叶えられなかった以下3点を軸に据えることにしました。
1. 仕事を通じて誰かの役に立っているという実感が欲しい
2. 自分の好きを仕事にしている
3. 自分の力で新しいものを作り上げていきたい
それからエージェントなどを通じて、いくつかの企業に応募しました。6個くらいかな?書類でNGだったのが、2社。面接まで進んだのは3社です。
結果から言うと、すでに2社からはお見送りの連絡をもらっています。
やっぱり、興味のある企業をいくつか受けるのではなくて、「自分が得意で好きなことと、社会が求めていること」を掛け合わせた結果でてきた企業じゃないから、だと思います。
自分のやりたいことがないのがやはり伝わるし、自分自身も志望理由など考えるときに、自分を繕ってるなぁと思いました。
頑張って作り上げた志望理由、それが論理的じゃないし、自分がどうありたいかしか考えていない、と言う観点で御祈りメールされる。
辛い。。。
でもポジティブに考えると、きっと自分を繕って会社に内定をもらっても、また同じことの繰り返しだな、と。
おそらく転職活動のやり方を変えなければいけないんですね。
この活動をしている中で、以下のポイントってすごく大切だと思ったし、逆にこれらが言えないから、内定をもらえなかったと思います。
・自分のやりたいことが過去の経験から論理的に言えて
・それが自分本意ではなくて、他者とか社会に影響を与えられることで
・かつ自分の得意や好きなことを仕事にできているのか
でも、本当にこれを実現できて仕事にしている人って、どのくらいいるのでしょうか。
私は面接官から上記ができていないってフィードバックを受けて、すごく思いました。
そしてすごく自分を否定されたような気持ちになりました。
だからまた就職活動をする場合には、企業をみて判断するのではなくて、3つのポイントから逆算して企業を選ぼうと思います。
もしくは企業に依存するのではなくて自分で仕事を作るのもありかも、って思います。
同じように転職活動で悩んでいる方がいたら、励みになれば幸いです。